10時ごろ起床すると一日が短く感じられる。
最近俺は午前10時前後に目を覚まし、まず朝飯を食べる。
俺は食べるのが遅いことに定評がある。友達とうどんを啜っている時も、彼がスープを飲み干し丼を空にしてこちらを見ると、俺はまだ麺を箸に絡ませていたりする。と言っても、決して少食というわけではないのだ。
そして洗顔や歯磨きを終えた頃には11時。
自室に戻るとまずパソコンを開く。そしてJCJKのツイキャスを見るか(しかしコミュ障のためコメント出来ない)、ゲームのBGMの演奏動画を見るか、オナニーするか、こうしてブログか小説を書いている。特に物書きを始めると時間がすぐに過ぎる。そのくせ大した分量は書けていない。物語シリーズの作者である西尾維新は一日に何万字だったか、正確には覚えていないがまあ凄まじい執筆速度らしい。少しは分けて欲しいものである。大学に入ったら必然的に文章を綴る機会が多くなるだろうから、今からでも慣れておきたいと思う。
そんな感じで過ごしていたら、あっという間に昼食の時間になる。
まだ大して腹は減っていない。しかし今食べておかないと夜まで保たないだろうし、作業効率も落ちる気がする。そして階下に降りる。ひるめし。これまた一時間近く掛ける。スマホで2ちゃんやYouTubeを見ながら口を動かす。
時計を見ると午後2時。
また自室に戻り、午前中と同じことを繰り返す。飽きてきたらマリオカート8DXかゼルダの伝説Botwをプレイ。しかし長く続かず、結局パソコンの前に座っている。
そして気が付いたら5時。6時。7時。
祖母に怒鳴られて俺は夕飯の為に部屋を出る。食べ終わってしばらく休み、風呂に入る。俺は風呂も長い。ペットボトルの水とスマホを持ち込み浴室に閉じこもる。そして一時間近く掛けて全身に汗をかいたらようやく上がる。
午後10時。
運動なんて1ミリもしていないのに、どこか疲れを感じている。大体この後は布団に入ってスマホを見ている。そして一発抜く。いつの間にか眠っている。最近は夢を見なくなった。
こうやって自分で書いていて思う。なんて無気力、無生産、怠惰な生活なんだろうと。俺は紛うことなきクズ人間だ。容姿のせいでモテないと嘆くが、この性根が腐っているのが大きい原因なのではないか。イケメンは何もしなくてもモテると一見思いがちだが、その前に彼等はモテるような生活を送っているのだ。かっこよさがその態度と習慣に内在する。かくしてモテるやつはますますモテ、モテない奴はますますモテないという負のスパイラルが発生。・・・